人の命が大事なら、まず

新型コロナで「命を守れ」の意識が高まっている。

国連世界食糧計画(WFP)は、毎年約80ヶ国8000万人に食糧支援を行っている組織だ。

WFPこそは最も効率的に人命を救う組織のひとつであり、人類の富は、まずここに投じられるべきだと思う。なので私は、私という人間が現実的に継続可能な範囲内で、WFPに毎月、一定の金額を寄付している。

 国連WFPは人災か自然災害か、事態を避けられたかそうでないかを問わず、壊滅的な事象によって避難生活を強いられたり、家を失ったり、生計手段を奪われたりした何百万人もの人々を支援しています。

いま「 命を守るのが最優先、経済の心配など後回しでいい」みたいな意見をよく見かける。

もっとWFPに寄付が集まるといい。そうすれば、飢えて死ぬ人など、21世紀の地球上からは、ほぼ一掃できる。新型コロナ対策で自国民の命を守るために犠牲にした経済規模の、何分の1かを投じれば、日本一国で世界中の人類を飢えから解放できる。